愛なのに

2022年 邦画 107分

本当に好きな人には好かれない人達のストーリ。R15指定なので⚠️

4月も1週間が過ぎました。最近は本当に世界で地震が多くて少し怖いです。世の中物騒だし・・・。平和に幸せに暮らしたいです。

若い時は怖いもの知らずで、世界は自分中心に回っている

瀬戸康史さんが出演していたので見て見ました。雰囲気としては「愛がなんだ」に似ています。女子高生に好かれてしまった古書店の店主、多田。30過ぎのおっさんがピチピチの女子高生に一目惚れされるという話から始まります。女子高生が古書店に入るというのも、一体どんな本を探していたんだい?というのと話が進んでいく内に、この女子高生、絶対に小説読むタイプじゃないだろ?という疑惑を持ちました。ということは、たまたま道を歩いていたら多田に出会い、好きになり何をしている人なんだろうと興味が湧き着いて行ったら、古書店の人だった説が濃厚です。しかも自分の名前を覚えて欲しいが為にわざと万引きして捕まえてもらうという、ぶっ飛んでいる女子高生です。多田もこの女子高生は、「ちょっとやばい」と感じ警察には今回は通報しないからもう来ないでと忠告し、多田が読んでいた小説をあげます。しかし、若い子というのは怖いもの知らずなので、次の日も再び古書店に来店します。しかもラブレターも書いて・・・。怖い‼︎怖い‼︎好きになってしまうと周りが見えないタイプの女子高生な岬。これって片思いが好きなだけな子なんです。学生にある年上の男性が、ものすごくカッコよく見えてしまう病!私も学生の頃ありました。ネクタイをしているサラリーマンがすごくカッコ良く見えてしまう時期が・・・。その人の中身がとか関係なく自分の好みのタイプでサラリーマンをしている人であれば誰でもいい病。若いって恐ろしいですね・・・。

相手を見極める術がほしい

もう1人の登場人物は多田の憧れの存在である一花。昔のバイト仲間で多田の片思いだったらしい。近々、結婚するらしいという噂を聞いた多田。一花はしっかり者の女性であり夫になる予定の亮介も一見すると、一花のことを大事にしているように見えていた。が、この亮介は女癖が悪かった。多分、女性なら誰でもいいんじゃないか?と感じた。なぜなら、一花とウエディングドレスを選んでいたお店の店員と浮気をしているからである。クズ男って感じです。「A table!」で良い旦那役をしていたので好感を持っていたのですが、今回はクズ役でした。辛いがとりあえず見る事にします。この監督がどんな考えで作成したのかは不明ですが、一途な生き方が良いのか、交友関係が広い生き方が良いのか、どちらが幸せなんだろうか?と感じてしまいました。クズ男・亮介は多分、交友関係が広い男性なんだと思います。多分、友人として一緒にいるなら楽しいタイプで寂しがり屋。女なら誰でも良いと思っている。そして、多田は友人は少ない方だが貞操概念が高い男であり、個人的には多田の方が好感を持てます。喧嘩が弱くてインドア派だけど、誰でもよくはない。そんな多田に一花から電話が来ます。長年一途に想っていた多田としては舞い上がるほどの嬉しさですが、人生そんなに上手くできていません。何と相手が浮気したから、私も多田と浮気するという内容だったのです。浮気するのは誰とでもではなくて自分に気がある人とではないと意味がないという一花。多田が、ただただ可哀想・・・。「そんな事しても意味がないよ、一花が傷つくだけだよ」と諭す多田は素晴らしい!!「ふざけんな!!帰れ!!」と怒鳴って追い返しても良かったのだが、一花に想いがあるから怒鳴れない多田が不憫である。

岬の考えは大人になっても変化しないのか知りたい‼︎毎回ラブレターを書いてくる辺りが、本気度を示す為なのか岬の習慣なのか不明だが、多田がお茶碗を1つくれたシーンはちょっとジーンときた。

今回はクズ男役だった。残念・・・。モテる男性は要注意って事ですかね・・・。

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