私にふさわしいホテル

2024年作 邦画 98分

嫌な気分を吹き飛ばしてくれる映画。のんちゃんに癒される(*’ω’*)

今年は暖かくなるのが早い!既に花粉症気味で目が痒いです。

久しぶりに見る、のんちゃんのキャラが濃ゆい!!

不思議キャラの役が多かった、のんさんですが今回の作品は、不思議系といえば不思議系なのですが、ぶっ飛びすぎたキャラで楽しめました。「海月姫」の印象が強かったのですが、ぶっ飛びキャラが似合いすぎる!!東十条先生もキャラが、ぶっ飛んでいるが毎回、のんさん演じる加代に、してやられるのが面白かったです。山の上ホテルは実際にあるらしく映画の中の「501号室」は一泊¥72600だそうだ。シングルルームだと¥29040。加代子が宿泊した部屋はツインだったので¥37510。洋館という言葉がふさわしい感じのレトロな雰囲気満載!! 加代子は小説家を目指していたが新人賞を受賞し、遂に念願の小説家か!?という時に東十条の酷評により「鳴かず飛ばずの小説家になって2年半」の加代子。「カンヅメ」の雰囲気を味わうべく山の上ホテルに宿泊したらしい。シングルではなくツインを選択した所がメラメラと揺らめく執念を感じます。東十条は大御所作家らしく?色恋沙汰が多い人物なのだがモテる男というのは、純粋なのかもしれないと思いました。原作は小説らしいが未読なので分かりませんが、いとも簡単に加代子の策略にしてやられてしまうのが楽しめました。

小説家の世界が垣間見れて面白い

小説家になりたい加代子側から見える「小説家の世界」が、私を含め世間一般の人が考える世界と全く違って、小説家の世界は政治家みたいな世界なんだなと思いました。純粋に新人賞って、実力のある人が掴む賞なのかと思いきや、意外とそうでもないらしいというのが、そこはかとなく描かれていて「ひぇー!」となりました。

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