MY(K)NIGHT

2023年作 邦画 91分

「デートセラピスト」って何?という疑問から見たが雰囲気映画か?

もう今年も終わりですね。あと2日だ~!!年越しそば🍜どうしようとか「おせち」通販で買ってみようかなと考えています。何だか今年が1番、お正月気分を味わえそうです!

MY(K)NIGHTから学ぶ、デートセラピスト

デートセラピストならぬ、レンタル彼氏系の話なのかと思ったのですが、レンタル彼氏の仕事が終わった後の、一人の人間としての人間模様を描いた作品であり、キラキラした映画ではありませんでした。3組の男女の話なのですが、色んな事情を抱えた人の話で不思議な映画でした。中盤は香港映画を意識しているかのような、「恋する惑星」が好きな人は好きかもしれません。あと「マイブルーベリーナイツ」が好きな人も、好みの作品かもしれません。レンタル彼氏というには、お客の抱える問題に深入りしすぎだし、きちんと一緒に悩みを解決していこうと考えてくれる。確かに「デートセラピスト」という名前の方が合っているかもしれません。中華街のシーンが本当に香港映画!!という感じがしました。「不夜城」の雰囲気もあるし「恋する惑星」の雰囲気も感じました。あ~、香港映画ってこういう感じだったと懐かしかった~!!1994年代くらいの香港映画は今みたいに韓国映画に勢いがあまりなかったという事もあって、華流ブームの時代だった。もう、あんな感じの香港映画は撮れないのだろうなぁと寂しくも感じます。

登場人物の人間模様

映画の感想を見ているとファンの為の映画というコメントが多かったのですが、安達祐実さんしか分からなかったので何とも言えないのですが、雰囲気映画っぽくもあるのですが、「デートセラピスト」と謳ってあるだけ、きちんと女性たちをフォローしているのが今までにない作品だなと感じました。三組の女性たちは年齢も家庭環境も違います。悩みを抱えているのですが、とても不幸な生い立ちなどという深刻な悩みを抱えている訳ではないのですが、心がモヤモヤする位には悩みがあるという感じなので、それほど深刻にならずに見れるのもいいなと思いました。挿入曲も素敵だったし、王家衛、監督っぽい雰囲気もすごく好みでした。内容も、きちんとあるので👍

コメント