青春18×2 君へと続く道

2024年作 日本・台湾合作映画 123分

2回見るとジミーの日本へ来た心境が分かって切なくなる映画

相方はまだコロナで熱が下がりませんが、私は熱が出ることもなくピンピンしています。どうしてなんだ?特異体質か無症状なだけなのかなと思ったのですが、最近、紅茶や緑茶を飲んでいたのですが、紅茶がコロナを99%無毒化するという記事を読んで、もしかして緑茶の効果?などと思っています

岩井監督の「ラブレター」を意識している作品

オススメに出てきたので見てみました。邦画かと思ったら台湾との合作映画でした。ほぼ台湾映画と言っても過言ではない気がします。台南の、のどかな雰囲気はいいなぁ~と感じました。台湾は、かなり前に行ったことがありますが本当に親日家が多かったです。そして日本語を喋れる人も多い。アミがカラオケ店で旅費を稼ぐためにバイトをするのですが、台南の人が日本人が働いているという事で繁盛するというシーンがありますが、アミが可愛いという事もあるかもしれませんが多分、日本人と話したいという人が大半だったのではないかと思いました。アジアでは岩井俊二監督の「ラブレター」は人気があるようです。その影響か?この作品でも「ラブレター」の映画を見に行ったりするシーンや、ジミーが中山美穂が発する名言を言ったりしています。ジミーがとにかく一途で真面目で本当に純愛という言葉がピッタリです。鎌倉高校前も良かった!! 大学入学する前のジミーの淡い恋心に爽やかな青年という感じで良かった!!実は後半の泣けるシーンのはずの所でも泣けなかったのですが、最後の最後のシーンでジワジワと心が締め付けられる気持ちになりました。この映画はジミーの中で生きているアミの作品だったからです。それが分かると2回見たくなります。なぜ、ジミーが仕事に没頭しているのかとか、なぜワンマンになってしまったのかとか。ランタン祭りも幻想的ですべてが素敵すぎる!!

アミの天真爛漫な姿

アミはバックパッカーで台湾に来た訳ですが、何となく来ていた訳ではなく、命がけで旅行していた訳です。自分探しの旅ではなく思い出作りの為に旅行に来ていた気がします。常に明るく天真爛漫な自分を、出会った人達の心に残しておきたかった感がします。見ていて思ったのが「スウィート・ノベンバー」っぽいなとも思いました。どんなに体調が悪くても人前では、悩みなんかない天真爛漫に生きる女性として描かれる作品だった気がしたのですが、あの作品は号泣しました。友達との旅行も良いけど、1人旅って本当にいいなと思います。全部、自分の責任で行動しないといけないし女性は危ないかもしれませんが・・・。私のいとこはインドに一人旅に行き、着いた途端にスリにあって大変な事になったようですが。男性だったからまだ?良かったですが海外の1人旅は危険と隣り合わせなんだなと感じました。アミのランタン祭りの願いが、とても切ない。アジア映画って純粋な恋愛映画が多いので、個人的には凄くすきな作品です。

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