2018年作 アメリカ映画 103分
固定観念に縛られない家族像が大事だと気づかされる映画
8月だ~❕夏だ~などと思っていたら相方がコロナになり寝込んでいます。連休も寝込むことになりそうです。
家族の為に自分を犠牲にしてきた
アグネスの性格は控えであり、海外では珍しい?専業主婦として今まで生活してきました。朝食を作り、掃除に洗濯に育児、月のイベント作りと派手な生活ではないけれど家族を支える為に生きてきた女性なのです。アメリカなのに日本っぽいですね。アメリカというと共働きが普通というイメージなのですが専業主婦も一般的なのかしら…?という感じです。しかも、夫は家事に協力的じゃない。実に日本っぽい( ̄□ ̄;)!! 洋画でよくあるサプライズ誕生日とかをしてくれるタイプではなく、アグネスの誕生日パーティーなのにセッティングも料理も全てアグネスがしているのだ。別に構わないんですが、キラキラした生活ではないアグネスの日常を見ている感じです。それでもアグネスは裕福ではないが、質素に家族の為に生きてきた訳なのですがプレゼントにパズルを貰い、暇潰しに1000ピースのパズルに挑戦してみたら、半日もかからずに完成してしまい、難易度の高いパズルにも挑戦すると、これまた半日もかからずに完成してしまう。集中力が半端なかった❕そしてパズル大会というものがあると知り挑戦しようと意気込むのですが、夫は「パズル大会?そんなもんせずに家庭に専念しろよ」という理解が無さすぎる男ゆえ内緒でパズル大会に向けて練習するのです。この夫が、もっと理解がある男であったらアグネスは変な方向に行かなかったかもしれません。田舎のアメリカの男って結構、亭主関白みたいな人がいるんだなぁという印象でした。育メンって都会にしかいないのか?!
理解のあるパートナーが必要
規模の大きいパズル大会なので、何人かのチームを組んでの出場になる訳なのですが、タイミングというのもあるのか? その界隈では有名な人とチームを組む事になったアグネス。田舎ではなくNYで裕福なチームメイトの家で練習。リッチな生活をしているパートナーとの練習は質素に生きてきたアグネスにとって輝きと独身時代のように好きなように時間を過ごせる心地よさに気づいてしまった訳です。アグネスは夫が嫌いになった訳ではない。性格的には、かなり優しいしアグネスを大切にしたいという気持ちは伝わってくるのだが、親の背中をみて育つではないが「妻はこうあるべき」という固定観念に囚われすぎな感じの夫が❌です。アグネスも最初からパズル大会に挑戦したいから外出してくると伝えていれば夫も少しは融通してくれたかもしれないと思うと結婚って何なんだろと考えてしまった…。
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