男ゴコロはマンガ模様

2015年作 アメリカ映画 85分

×1パパと娘2人の、ほのぼの物語。漫画家兼大学講師の不器用な人間模様がユルく面白い♪

最近、サンダルの良さに目覚めました。楽ちんで、どうしてもっと早く履かなかったんだろうと思いました。

元妻に振り回されっぱなしのウィル

社交的な妻とインドア派の夫との性格が対照的すぎると上手くいかないのか?とも思ったのだが妻は漫画家志望の夫が、もし売れっ子漫画家になっていたら別れたい等とは言わなかったような気がしました。個人的に感じたのは、妻のチャーリーは売れないバンドマンと付き合っている女性のように感じました。男の才能を信じ売れることを疑わずヒモ男を養っている私に酔っているという感じで、最初はキラキラとしていたが、何年たっても売れない男に次第に夢から覚めてゲンナリしてしまったというイメージです。「あなたは愛しているけど、今の生活を愛していない」と言ったチャーリーの言葉で確信を持てました。チャーリーの再婚相手は劇団員だし・・・。夢を追っている男が好きなだけなんじゃん!!と感じました。そして、ウィルに恋人ができたと分かると動揺しまくるチャーリー。「私、あなたに未練があるみたい・・・」とウィルに泣きついてくる辺りが若干、精神不安定なのはわかるが少しイライラするが明るい女性ってこんな感じよな~・・・。自分が一番に輝いていないと気が済まないタイプって感じです。反対に夫のウィルは売れない漫画家だけど、誠実な男性というイメージです。冴えないが家族を一番に考えている感じで育メンとまではいかないが、見ていて面白かった。最後はチャーリーから解放されてスッキリとした表情のウィルが、良い人生を歩めるといいなぁと感じました。

双子の教育が大変そう

妻のチャーリーに引き取られている双子は6歳ながら、毎日お稽古がギッシリ詰まっていてビックリしました。今でこそ、毎日お稽古というのは当たり前になりましたが、2015年のアメリカでは既に、教育にはお金を注ぐという概念があったのか~という印象です。妻の家系が裕福なのかもしれません。私の小学校の時にも家が裕福な子がいて、学校が終わると書道にピアノ、スポーツと毎日お稽古が詰まっている人がいました。周りには、1つ2つのお稽古ごとをしている子はいましたが、何個もという人はいなくて内心「いいな~」と思っていました。そして、両親が巨人ファンということもあり、学校を休ませてまで東京ドームに観戦に行くという家庭でもあり「凄げぇ~!!」と羨ましかったです。話が脱線してしまいましたが、子供の教育というのは学校だけでは不十分なんだなということです。なんだかんだ言って、勉強=仕事なんだなと感じます。周りの人より何歩も、前に進んでないとダメなんだなと大人になってから感じます。やっぱり環境が恵まれている人が、将来も恵まれるんだなと感じました。

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