親愛なる白人様 シーズン1

2017年作 アメリカドラマ 全10話

黒人目線から見るアメリカの人種差別ドラマ。コミカルに描かれているので見やすい

毎回、思うのですが、梅雨に入ったのか違うのか分かりにく時期になりました。最近は雨が多いですが、梅雨に入ったのだろうか・・・?今年は梅雨が短いらしく7月には梅雨明けになるという話を聞いたのですが、雨ばかりだと辛いが真夏日も辛いなぁと感じる日々です。

日本人にはイマイチ分からない人種問題

舞台はアメリカの名門大学に通う黒人学生を対象にした内容らしくアメリカのコミュニティーの問題が少し分かってきました。日本に住んでいると、こういう類の話はニュースでも流れてこないし映画やドラマでは、黒人と白人や他人種などは、仲良くしている描写が多いので、アメリカにおける黒人差別というのは、もうほとんどないのでは?という考えでいたのですが、白人≠黒人という意識が一般的らしい。このドラマの中で分かった事は、黒人は黒人とつるむのが一般的であり、黒人が白人と恋愛するのは周りから良く思われないという事です。白人のコミュニティの描写がないので分からないのですが、このドラマを見た感じでは、どっちもどっちな気がしないでもないという印象でした。アメリカのバックグランドがないので、こんな印象しか持てないのですが、在米している人は、もっと違う考えなのだろうなぁと言う感想です。サマンサは校内放送で「親愛なる白人様」という番組のラジオパーソナリティをしている黒人女性なのだが、ラジオで、事あるごとに白人に挑発や自分が受けた差別を話しているのに、いざ蓋を開けてみたら、白人と交際してますというのは、周りから白い目で見られても仕方がないよなぁとは思いました。

今でも根付くワンドロップルール

サマンサは白人と黒人のハーフなので、瞳はブルーでアフリカ系黒人ではなくビヨンセみたいな感じなのですが、肌の色の違いというのは大きいらしい。大抵ありえないが白人×黒人で、もし見た目が白人だったら白人として扱ってくれるのか?って思ったのだが、何か色々と粗探されそうな気がします。そしてアメリカは、私が思っている以上に差別意識が強い国なのだなと言う事です。若い時は凄くアメリカに対する憧れというものがありました。テレビの影響も大きかったと思います。しかし、このドラマを知り色々と調べていく内に、まだまだ根強いものが残っているのだなと印象がかわりました。

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