2022年 邦画 119分
ダメ男ではない男は貴重? ほとんど、ダメ男なのかと思える群像劇
最近はアイスが楽しめる季節になって来ました。近頃は健康に気をつけるようになりアイスの中にもラクトアイスや氷菓は体に良くないという記事を読んでアイスクリームと表記してあるのを選ぶようになりました。そもそもアイスは健康に良くなさそうなんですけどね・・・。どうしても食べたい日もあるんです。
女にとっての男の役割とは
明治や昭和の時代には男性の役割というのは明確だったと思います。女は家庭に入り、男は外で仕事をし家族を養っていくという役割が明確だったのかなと思いますが、今の令和の時代では女も、ほとんどが仕事をし下手をすれば男性よりも稼いでいる女性というのは少なくないのかと思います。そういった時代の中での男の役割って何だろうと思ったのが、この映画を見て思いました。4人の主人公の女性は、金額の大小はあるけど、自分でお金を稼ぎ、それぞれ自立して生きている女性です。男に頼らずに生きていけるけれども、交友関係で何となく交際していく女性たち。恋は盲目という言葉がある通り最初は男性の良い面ばかりしか見えなくて、ワクワクな交際期間は他人の恋愛事情ながら顔をニマニマしながら見ていましたが、後半になり男性の悪い面が見え始めるように・・・。人って都合が悪い時に、その人の本当の姿が見えるものなんだなと納得。怜人はヒモ体質なのを直せば、料理も作ってくれるし案外いいのではと思ってしまったが、独占欲が強いのか「肌の露出が強い服は着るな」等、色々と服に口出しをしてくるのがウザいが教育していけばいいのかも・・・?とか思ってしまった。基本、優しいし多分、お姉さん的な人であれば上手くやっていけそうな気がしなくもない‼︎慎太郎は無理・・・。プライドだけ強くて女性に八つ当たりするとか典型的なダメ男って感じする等と色んなタイプの男性模様が見れて楽しかったです。
一緒にいて、頼りになるかが大切になってきた時代
この映画に出てくる「米5キロ」は一人暮らしの女性にとっては、どのように扱うかはとても重要な価値感なんだなと思いました。お米なんて「パックご飯」で充分という女性もいればご飯は普通、炊き立てでしょという人もいれば、炊飯器ではなく鍋炊きをする、こだわり派もいて色々な暮らし方が見える映画って今までになかったなぁと斬新な感じがしました。現代の女性にとっての男性の役割とはと考えると金銭面以外で、どこに頼れるかという事なのかと感じました。昔は女性にとっての結婚って金銭面でしかメリットはなかったのだと思うのだが、現代での結婚や交際する理由って、何だろうと考えると1番は好きであるという理由は1番なんだが、ダメ男しかいない場合・・・。個人的に思うのは金銭面で不自由なく暮らしていけるのであれば1人でも良いのではないか?と感じたのですが・・・。映画の中では4人の女性たちは最後、「多少のダメな所があってもイイじゃないか!!」と妥協して乗り切るわけなのですが、そこまでしてダメ男と一緒にいたいか?というのが正直な印象です。将来的に寂しくなるとかはあるかもしれないが金銭面で困っていないのであればダメ男と一緒にいること事体がデメリットでしかない・・・。彼氏や結婚していない女性は「寂しそう」という世間体を気にしての考えなのか?とも思えました。確かに1人って寂しそうだけど・・・。どうなんだろう・・・。昔、バイト先の女性が男はいらないけど子供は欲しいと言っていたのを思い出しました。確かに・・・。それもありかも?1人で生きて行くのは寂しいけど、周りの男はダメ男ばかりで子供だけいれば良いかなというのは、何だか今になると分かる気がします。
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