2023年 韓国映画 109分
女性だからと侮るなかれ!! 運転技術は誰よりも凄くて見応えアリ!!
ここ最近は、平均的な5月の気候で過ごしやすいです。ずっとこの気温だったらいいのにな〜と思います。昨日から?太陽フレアの影響でオーロラが世界各地で見れるみたいですね、日本は北海道で見れるらしい・・・。しかしオーロラって電磁波?って聞いたことあるので体には良くなさそう・・・。
ウナの過去とは・・・
オススメに出てきたので見てみました。久しぶりの韓国映画。ヤバい人から追われている人物を指定の場所まで無事に送り届けるウナ。最初から圧巻のカーチェイスから始まり単純に「凄い!!」と思いました。女性で、これだけの運転技術があるって相当ですよ。身寄りがいないウナにとってペッカン産業の社長は父親代わりであり、アシフは黒人だけど弟のような感じであり、ある意味、家族でペッカン産業を経営しているようなもの。そんなウナの前にソウォンという子供のせいで全てを失うことになってしまうのだ・・・。ソウォンがスマホで父親の素振り動画を配信しなければ、スマホでゲームをしてなければ、無事にウナは仕事を遂行できたわけで、見ていてソウォンにムカついてきてしまった。性格も生意気だし・・・。社長に言われた通り、ほっとけば良かったのだが、自分と被ったのかもしれない。ウナは脱北者であり、家族と一緒に逃亡していたが途中で家族は殺され、以前は脱北ブローカーだった社長に拾われ生きてきたウナは、目の前のソウォンを何とかしなくてはと思ったに違いない。何かで読んだのですが、誰かに助けてもらった人は、同じ境遇にある人を見ると、自分もあの人に助けてもらったように助けなくてはという連鎖が働くのだそうだ。負の連鎖も同じですよね。虐待されて育った子供は自分の子供を虐待する傾向にある。ということで、ウナは色々な人に助けてもらった過去があるので、面倒なことになる事は分かっているのだが、助けようと思ったのだ。見て見ぬふりをする事は簡単だが、敢えて楽ではない方に選んだウナがカッコいい‼︎
韓国警察の闇がヤバい・・・
韓国映画やドラマを見ていると韓国警察の汚職のシーンを頻繁に見るのだが、今回の映画も警察の腐敗がヤバすぎる・・・。映画では違法賭博の元締めという裏の顔を持つギョンピル警官。300億ウォンという大金を取り返すために必死!!部下に「少しやりすぎじゃないですか?」と嗜められるが、「300億ウォンだぞ、桁が違うんだ・・」と何がなんでも取り返すためには、警察の特権を使ってでもウナを捕まてやると意気込む。韓国警察の汚職って酷いんだな・・・。ベテラン警官だけあって、感が良い。ウナが清掃員のフリをしてエレベーターに乗ろうとするシーンが緊迫してハラハラしました。ソン・セビョクさんは、色んなドラマや映画でも見ますが、今回の映画も圧倒的な存在感。最後まで悪で、見応えがありました。海に沈んでいくシーンが、とにかく印象的。殺人鬼を追えというドラマでも、海に沈んでいくシーンがあったような・・・。ウナに手錠をかけて、死ぬのも一緒だぜとニヤついて息絶えるのだが、ウナは鍵がなくても車のエンジンをかけるテクを持っていたので、助かるという終わり方が救いがあってホッとしました。
裏の顔は違法賭博の元締めの警官。警官は犯罪者を追う内に自身も犯罪者寄りになってしまうって説得力ある。
ゴツイ車を、乗りこなすには若すぎる!!と思ったのは最初だけ・・・。運転テクニックと頭の良さはピカイチ!!
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