1998年製作 洋画 114分
天使と人間のラブストーリ。セスのストーカー度合いが強いが、最後は切ない・・・!?
久しぶりに洋画を見ました。25年前の作品なんですね。初めて見たのは高校生の時でした。英語の授業で先生が見せてくれました。そういえば、私たちの年代だけかも知れませんが映画が好きな教師が多かったなぁ・・・。授業するのが面倒くさかったのかなとか今、考えるとそう感じることがあるが、とにかく授業で映画を見る機会が多かったです。その影響もあってか映画を見るのは苦ではない大人になりました。話が脱線してしまいましたが、メグ・ライアン全盛期の作品です。とにかく若い・チャーミング!!この映画はリメイク作品らしく原作は「ベルリン・天使の詩」というフランス・ドイツ合作映画のようです。哲学的な作品であり、1988年の作品であるので35年前の映画。ベルリンの壁があった時の作品なのでメッセージ性の強い作品であると思います。この「シティー・オブ・エンジェル」は恋愛映画であるのでファンタージ作品として観ることが正解かなと思いました。初めて観た時は、マギーの自転車での行為が意味不明で「そりゃ、死ぬわ」としか思わなかったのですが、今も理解しがたい行動ですが、セスから「天使から人間になった」と伝えられた事・休暇中で別荘にいたこと等で、非日常の生活をしていた訳なので気持ちが普段と違っていたという事があったと思います。天使のように宙を浮いているような感覚を味わいたかったと同時に気分も休暇中という事もあり浮足立っていたのかもしれません。結果として最悪な結末になってしまったのですが・・・。ずっと死神かと思っていたのですが天使なのですね・・・。天使であるセスが手術医であるマギーに恋をしてしまう作品であります。ほぼセスの勘違いから始まり、ストーカーになり時にはマギーに姿を見せる事も出来るのでマギーに自分を認識してもらいマギーも「変な人」と最初は思っていたが天使ゆえの不思議な魅力に引き付けられセスに夢中になってしまうという切ない映画なのですが、残念な事に私は泣けませんでした。マギーの死に方が、もっと納得できる死に方だったら泣けたかもしれません。
マギーには見えていないがセスのストーカーっぷりが凄い‼天使であり姿が見えない事を良いことに風呂場にまで付いてくるとかヤバイ・・・。「精神科の患者と間違われるわよ」と言っていたマギーであったが。すでにセスの不思議にな魅力に心を奪われていたのかもしれない
天使って、こんなにいるのか!!と不気味にも感じるが太陽の音色を聞くために夜明けと夕暮れ時に集まる天使たち。それだけ死ぬ人がいると考えると恐ろしい・・・。讃美歌のような太陽の音色のシーンは印象的で好きなシーンです。
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